<浜松詳細レポート(1)>
開催場所はわかりにくい所にあり、
エレベーター前に貼られたポスターを見つけてやっとわかった。
会場の浜松アクトシティ内の売店のスタッフが、展示会が行われることを知らなかっ
たのが印象的だった。
ポスターにはキャンディのイラストと
こんにちは
「キャンディ・キャンディ」
いがらしゆみこの世界展
入場無料
原画110点の展示販売
とあった
入り口でスーツ姿の受け付け担当者に
名前・住所・電話番号を書くよう求められた。
私は名前・住所(郵便番号ナシ)、連れは名前(それも私の代筆)のみ、という
いいかげんなもので大丈夫だった。
別の人でこれをきちんと書くようしつこく言われていた人もいたが、
何故か私は大丈夫だった。
記名と引き換えにローズ絵葉書1枚ずつを受け取り入場。
入ってすぐに連載当時の原画(非売品)が展示されており、
ガラスケースに
・なかよしの付録
・なかよしの表紙
・人形などのグッズ
・海外出版物
(いがらしゆみこ名のみが印刷され、上から「Kyo Mizuki」のシールが貼り足されて
いた)
・「ころんでポックル」「アンはアン」
(キャンディとジョージィ程ではありませんが
それなりにファンの中では知名度があるものです)
「もっと古いデビュー直後の作品」の原画が1点ずつ
が飾られていた。
一般的な「マンガ家の原画展示会」だったのは、ここまでで、
コーナーしきりの向こうからは「直筆原画販売会」が行われていた。
価格
・最も安いもので38万円
・一番多かったのが63万円
・大きいもの、出来の良いものが83万円
・特大のものが120万から175万円
作品について
・複製はなく、描きおろしの物を展示販売していた
・キャンディ単体の絵、脇役単体、キャンディと男性キャラのツーショット
・アシスタントに描かせていたにしても酷い出来の物が目立ち
質にバラツキがあった
・背景をきちんと描いたものはほとんどなかった
・コットン紙にカラーインク、コピック等による着彩
・売約済みだったのは「作品中にあったシーンでツーショットの物」が多かった
(丘の上の王子様との出会い、テリィとのダンスシーン、など)
・売約済みなのは5点あった
スタッフ
・40代後半の女性×2名
この二人はスタッフの中でもリーダー格のようだった。
・20代後半〜30代前半の女性×3名
いずれもスーツ姿でスリムな「よくいる販売レディ」風
・30代〜40代前半の男性×2名
黒いスーツ姿
・40代後半〜50代前半の男性×1名
この人だけ名札をせず、サイン会受け付けとグッズ販売を行っていた。
服装もこの人だけラフなものだった。
会場
・隅のついたての向こうがローン相談コーナーだったらしく、
さかんにしゃべり声が聞こえていたが、内容はよく聞き取れなかった。
展示物を見ていると、わりとすぐにスタッフが近寄りセールストークが始まった。
この時は若い女性スタッフ。
ス「素敵でしょう。キャンディの絵は元気を与えてくれるんですよね。
財産になりますよ。」
私「ええ、そうですよね。大好きです。」
ス「いかがですか?全て一点ものですから、本当にひと財産になるんですよ。
お気に入りの物はどれですか?」
私「え、そうなんですか?でも今来たばかりなんで・・・」
ス「そうですか、それではごゆっくりどうぞ。」
スタッフ、ここで一旦離れて行く。
連れに「一人になるのを狙っているみたいだ」と耳打ちされ、
以後、一人で行動するようにした。
会場を2週し、再奥のテリィ単体の絵(売約済み)の前まで行くと
中年女性スタッフが近寄り
ス「素敵な物ばかりでしょう。」
以後、この人に付きまとわれセールストークが延々と続くようになる。
トークから印象的だったもの
・いがらし先生が描きためていた物、
ファンの皆さんに喜んでいただくために描いた物
を、1地域1回のみで全国展開している。
・先生は「アタシが生きている内にやれるだけやる」と言っている。
(最もさかんに言ったこと。
あんまり「生きている内に」をくり返すので、病気なのかと尋ねると
あわてて否定された。
午前の部サイン会でのいがらし氏も元気そうだった)
ス「お客様はどの登場人物がお好きなんですか?」
私「(目前のテリィの絵を身乍ら)昔からテリィファンなんですよ。
付録のポスターに上半身ヌードの物があって子供心にドキドキしたのを覚えてい
ます。」
ス「まあ、よく覚えていらっしゃるのね。先生に頼むと描いてもらえますよ。」
私「(驚いた声で)えー!?オーダーメイドできるんですか!?」
ス「(シーッと声をひそめて)他のお客様には秘密に(にっこり)
限られた人にだけ教えてさしあげるんですよ。」
ここからオーダーメイドをさかんに勧められることになった。
話が長くなり、連れが私のほうに来たのをいいことに私が「疲れた」と言うと
スタッフは椅子を勧め、以後座って話す。
トークより
・オーダーメイドは1回につき5人まで受け付けている。
・価格は展示品に消費税を上乗せした程度の額
・1地域1回のみの展示会だから、チャンスは今しかない。
・浜松では今回限りで、次は次の地域の方のためのもの。
・今回注文いただくと同時にファンクラブに登録。
・ファンクラブだけではなく、地元の人に見て欲しいから
ファンクラブ優先というわけではなく
展示会スケジュールも全部教えているわけではない。
・「おっかけ」の人がいることを得意げに話すが、迷惑ではあるとも。
上半身ヌードをオーダーメイドしたらとさかんに言われ、
私が「いくらなんでもそれは・・・恥ずかしいし・・・」と言うと
・オーダーされる方なんて皆そんなもの。
『私だけの』『他にはないたった一つの』物だから
・先生は全部のシーンを覚えていて、当然付録の絵柄も再現できる。
・ローン月々1万円ならちょっとした贅沢、おこずかいでなんとかなる。
・水彩画用の額を使用。額だけで10万円はする。
・他の人の物、例えば手塚治虫の直筆原画なら100万はする。
連れと「家でゆっくり考えてまた明日来ようか?」と話すと
・明日は明日のお客様から5人オーダーを受け付ける。
いかにも買いたげな振りを続けたが、疲れたのでトイレを口実に私だけ退出。
残った連れにもセールストーク
ス「あなたも1枚いかがですか?」
連れ「(少し考えこんで)協力はしてあげたいですけどねえ。」
ス「アラ、優しいのね。
でもホントにこれは世界に一つしかないものですから 云々」
連れ「明日また・・・」
ス「明日じゃ間に合わないですよ。
明日は明日のお客様の分。
先生のスケジュールは詰っていて、そこを無理して描いてもらうものですから。
私も持っていますし・」
私からかけた携帯を合図に連れも退出。下の階で落ち合う。
私が出て行った時に出入り口のグッズ販売コーナーでお客さん達と中年男性スタッフ
が喋っていた。
おやじ「キャンディとどこが違うかな?」
客「そばかすー!」
おやじ「ピンポーン!」
私は特に何も言わずにローズグッズを購入し、下の階へ行った。
感想
・セールストークにはマニュアルがあるようだが、臨機応変な対応も見せる。
・「ファンを食い物にしている」というのは正しかった
<浜松詳細レポート(2)>
入り口にて、招待券に記名させられ、ローズの絵葉書を一枚渡されます。
そしてそこで、山梨の美術館グッズを販売しています。シール2枚組み400円、絵
葉書8枚組み1000円
そして問題は、こんにちは「キャンディ・キャンディ」いがらしゆみこ原画展の告知
ポスターを一枚500円で
販売しているところです。(こちらは税込み価格でした。)
さらに入り口で、いがらしゆみこの、サイン会の申し込みがあり、申し込むと税込み
2100円を払い、
ローズの印刷色紙と「ゆみこストリー」(いがらしの自伝でエッセイ中心の同人誌で
す。)と整理券を渡されました。
係員に「何故キャンディの色紙ではないのか?」と尋ねると「いがらし先生の美術館
の二件目のオープンを記念
して、イメージキャラを作ったのでその記念だ。倉敷の美術館のイメージキャラが
キャンディなので、その差別化
を図るためだ。」と答えられ、更に私が「キャンディの色紙だったら良かったの
に。」と言ったら「そばかすを描けば
キャンディだよ。」と係員自らセールストーク。ちなみにこの係員だけ名札をつけて
おらず、中心になって仕切っている
様子でした。ラフな服装の色の浅黒いパーマをかけた40代後半くらいの男性です。
会場に入るとアニメのキャンディの主題歌が大音量でエンドレスで流されていて、入
り口付近に昔のキャンディグッズ
や、各国のキャンディ本が展示してあり、その中で疑惑の本が一冊ありました。
タイ語版キャンディの装丁の豪華な本で、著者名が何故かシールで後から追加されて
張ってあり、しかもKYO MIZUKI
という間違った名前。下から透けて見えていたのは、いがらしゆみこの文字だけ。
そして背表紙には当然のようにいがらしゆみこ一人だけの名前が印刷されていまし
た。
そして連載当時のキャンディのカラー原稿が5点ほど展示。下に非売品と書いてあり
ました。
後は無名のいがらし作品の原稿が5点ほどやはり申し訳程度に展示してありました。
そして奥へ入ると80点前後の「新作描き下ろし原画」を展示即売していました。
全ての絵の下に、赤文字でキャンディキャンディと明記してあり、その下にその絵の
タイトルが書いてあります。
「花の香りと微笑と」63万円 「ハイ・ポーズ」63万円「薔薇の瞳」46万円
「おしゃまなCandy」120万円
「アニーと木登り」86万円「丘の上の王子様」175万円などが一例です。これら
は全て税別です。
平均価格帯は63万円です。絵のサイズはB4〜A3くらいです。
特に「丘の上の王子様」は小さいものから大きいものまで数点が販売されていまし
た。
そして絵の購入者は、その場でいがらしゆみこが額の裏に購入者の名前とキャンディ
の絵、
そして「おちびさん、泣いた顔より笑った顔のほうが可愛いよ」とかの原作の名セリ
フを書くのが
保証書代わりになっていました。
会場に入ると販売員がぴったり張りつき、セールストーク。
「いがらしさんの生の絵を購入出来るチャンス」「普通は原画はもっと高いがいがら
しさんの好意でこの値段になっている」
「東山魁夷は版画でもこの値段くらいするけれど、今なら原画をこの値段で提供出来
る」
などなど言ってきました。そこで私が質問。
「もっと安い版画とか画集は無いのですか?」と尋ねると「版画を制作すると原画の
値段が上がるので、お客様のために版画を
制作はしません。画集も購入してくれたお客様の一点ものという価値が下がるので作
りません」という答え。
そこで販売員、「キャンディの顔のアップより、ストリー性を感じさせるものの方が
売れ行きがいいですね」と失言。
「欲しい場面が売れてしまったので、ここには無いのだけれど・・・」と私が言う
と、販売員が
「期間中、五人の客様に限り、原作のお好きなシーンを選んで頂いて、いがらしさん
が特別注文に2割増の価格で応じます」
と発言。そこで「原作本を取りに家に戻ります」と私が言うと「原作本は置いてあり
ます。そのコマを選んで、色味をご指定頂ければ
一ヶ月程でお届けします」と返答。そこで私が「その絵は送っていただけるのですか
?」と尋ねると「保険付きの梱包でお届けします」との事。
支払い方法について質問すると、ローン会社の審査を通して欲しいとの事。
こちらが印鑑など、今持っていないと言うと、サインと拇印で構わないので、契約を
して、後日、郵送で銀行印と引き落とし口座を
送って欲しいと発言。
私がローン会社は抵抗があるので、現金で購入したいと伝えると、現金では購入でき
ないというおかしな答え。
曰く「現金をお支払い頂くと、事務手続きが大変」「お客様の振込みだと手数料がお
客様負担になってしまう」
「ローン会社の引き落としだと手数料も掛からないので、大変お徳」
そこで「どこのローン会社から引き落としされるの?」と私が質問したら「東総信の
クオークです」との答え。
何故JCBとかVISAではないのかと聞くと「手数料が高いため」との答え。
通常のクレジットカード会社が利用できないなどというおかしな答えに、大きな疑惑
を感じました。
そしてサイン会が開始され、五人づつ、呼び出され整列。テーブルにいがらしさんが
座り、その横に娘のれい子さんとおぼしき女性が
立ち、客の名前を確認。マジックで名前を書き、サインをされる。写真をそこだけ一
緒に撮れる。
会場内に販売員は女性5名、男性2名を確認。裏のローン相談にも女性が2人。表に
例の中年男性が一人。
それが、15日お昼の実態です。客の入りはそこそこで、サイン会は50人全員完売
していました。
客層はやはり30代前半の女性が多かったです。
アクトシティの本屋で聞いてもサイン会の事を知りませんでした。コンサートホール
のあるビルの3Fで展示即売はされていたのですが、
何故だか、ショッピングモールなどでの告知はされていず、ポスターも見かけません
でした。
<浜松原画展価格表>
あこがれ 63万
ブルーローズ 63万
ラブプレゼント 55万
薔薇の装い 63万
スカーレットリボン 63万
ローズイエロー 63万
夢見る私T 63万
おしゃまなCandy 120万
いつも笑顔で 63万
舞踏会の夜U 86万
MY ANGEL 63万
微笑をあなたに 63万
薔薇の思い出 63万
こっち向いてCandy 63万
このリボン素敵でしょう 63万
雪の花 63万
幸せみつけた 63万
フラワーシャワー 63万
アニーと木登り 86万
森の独り言 63万
春の予感 63万
あじさいの頃 63万
ペパーミントの夜 63万
HELLO 63万
あなたに抱かれてU 86万
雪降る窓辺 63万
丘の上の王子様T 175万
思い合う二人 86万
幸せに包まれて 63万
ブルーローズ 63万
お話しましょう 63万
あなたへの想い 63万
キャンディとお友達 86万
夢見る私 63万
忘れられぬ君の瞳 120万
アルバートさん 63万
テリウスGグランチェスター 63万
スマイリングブルー 63万
お気に入りのドレス 55万
花に包まれて 63万
APPLE TREE 63万
薔薇の中でときめいて 63万
がんばらなくっちゃ 63万
ローズピンク 63万
スィートキャンディ 63万
心を込めて 63万
旅立ち 55万
ムーンライトフェアリー 86万
イン ザ パープル 63万
募る想い 86万
内緒 86万
愛に包まれて 86万
お花屋さんになったみたい 63万
お気に入りの場所から 120万
楽しいお花摘み 86万
色々な私(秋) 63万
クリスマスキャンドル 63万
きっといつか会える・・・ 86万
スィートマスカット 63万
Candyつかまえたよ 86万
お花畑 120万
色々な私(アンソニーとキャンディ) 86万
秋の装い 63万
君とお話 63万
花の香りと微笑みと 63万
ハイ、ポーズ 63万
丘の上の王子様 86万
大好きなポニー先生とレイン先生 49万
アリステア 46万
テリーの母 46万
薔薇の瞳 46万
夜空の旅立ち 46万
お花の中から 63万
テリー 50万
アーチボルト 49万
ニール 40万
アルバート 63万
<ローン金利>
460000円の商品
税込み483000円
頭金 9486円
月々 9500円×36回
ボーナス40000円×6回
合計 591486円
860000円の商品
税込み903000円
頭金 25926円
月々 20100円×59回
合計 1211826円